タイプ5
知りたがり屋の博士ちゃん
タイプ5の子は、モノの仕組みを探るような一人遊びが好きで、集中して深く知ろうとします。クラスの中では一人でいても、静かに自分の興味がある世界で満足しているので、できれば邪魔されたくないと思っていることが多いです。他方、興味や関心が一致する友人とは付き合います。自分が詳しく知っていること(マニアックな知識も含む)について興味を持たれると雄弁になります。半面、その分野に疎い人をバカにする態度をとることもあります。時に自分が知らないことを、知らないとは言えずに知ったかぶりをします。自分がどう感じているのか(気持ち)を聞かれても答えるのが難しく、感情表現が苦手で、あまり感情的になることがありません。いわゆるポーカーフェイスでいることが多いと言えます。臨機応変に対応するのが苦手で、不意打ちに弱く、対応するためには対応方法を考える時間が欲しいと思うところがあります。潜在的に自分に対して自信が持てない(無力・無能だと思っている)ので、詳しい分野を得て自信をつけようとする傾向があります。
出典©『おうちエニアグラム』(みらいパブリッシング)
Illustration ©Shigeyuki Kurokawa
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