エニアグラムを学ぶ目的
時代は「モノ志向」から「こころ志向」「自分志向」へと移っています。豊かに生きる支点をモノからこころへ移したのはよいとして、形のないこころや、押さえどころのない自分と付き合うのは容易ではありません。
学ぶ目的
エニアグラムを学ぶ目的としては、次の2点が挙げられます。
- 自分を理解すること(自分の中の何を伸ばし何を改めるべきかを知る)
- 他人を理解すること(他人とよりよい関係をもつこと)
「自分」とは、いったい何か? 自分の中のどこが傷つき、何ゆえに悩むのか、という問いは、誰もが抱く素朴な疑問です。この問いは、自分を理解すること(自己理解)への意欲へとつながり、自己理解がすすめば自己成長へとつながり、それが、自分や身近な人に対する愛や寛容が身についていく可能性が出てきます。
エニアグラムを理解することでの効用
エニアグラムを理解することで、主に次の3点の面で自分自身に効用がもたらされる可能性が高まります。
- 自己理解と自己受容が深まる。
- 自己理解と自己受容が深まるにつれ、他者理解、他者受容ができるようになり、人間関係の改善につながる。
- 人間としての成長のしかたが分かり、自分をよりよく活かす、自己実現を目指せる。
最終的に、私たちは「幸せになる」ためにこの世を生きており、そのためにも「豊かな人間関係」は不可欠です。そしてエニアグラムは、その「豊かな人間関係」を築くための有力な実践ツールです。