タイプ1
良い子のキチンとさん
他人からは「ちゃんとしてる」「ちゃんとできている」ように見えることでも、自分では完全ではないと思って自己批判をしがちです。努力や振り返り(反省)をしながら、できていないことを克服しようとします。結果よりもプロセス(過程)を大切にしていて、努力することは当たり前と思っています。親や大人からの期待に対し、それ以上のことをする必要や責任を感じることが多く、今よりもっと努力をして、良い子にならなければいけないと思う傾向があります。さらに自分自身の中に指針やルールを作りあげ、自分で決めた規則をきちんと守り、努力をしていこうとします。人から責められない(間違いを指摘されない)ように、様々なことに気を配り、楽しみを求めたり、利己的であったり、子どもらしい振る舞いをすることには罪悪感を持ってしまうので、それらを我慢することが多いです。自分に厳しいだけでなく、ルールを守らない友人に対しても不満を抱え非難することがあります。
出典©『おうちエニアグラム』(みらいパブリッシング)
Illustration ©Shigeyuki Kurokawa
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