テーマパーク
季節や暦に応じて来場者のライフイベントを彩る遊園地やテーマパークで働く人たちにスポットを当てて、9タイプを活かす働き方を考えてみましょう。
【キャスト・スタッフ】
楽しさ満載!歓声と興奮のるつぼ!というイメージのテーマパーク。エニアグラムを知る人なら、タイプ7のキャラクターが真っ先に思い浮びそうです。楽しいことが大好きな元気印のタイプ7なら、ゲストの歓心を買うアトラクションキャストがはまり役。「海賊が来たぞ!」「ほら、後に幽霊が!」と、自身もわくわくしながら場を盛り上げまくります。
ホスピタリティを発揮してくれるのは、もちろんタイプ2。清掃係などに扮してパーク内を移動しながら、道案内をしたり、子連れファミリーを楽しませたり、写真撮影を買って出たりと大忙し。外国人や障がい者など、サポートが必要なゲストをいち早く見つけては、にこやかに声をかけていきます。
ゲストが最初に訪れる“パークの顔”、チケット売り場や入場ゲートでタイプを活かせるのはタイプ6。決められたオペレーションをテキパキと、笑顔を忘れずに続ける仕事は、「役割をまっとうしよう」という責任感がないと実はなかなか大変なんです。
火の輪くぐりやナイフ投げなど、サーカス並みの体を張った技を披露してレビューのスターになれるのはタイプ8。いるだけで笑顔の子どもたちが集まってくるキャラクターの着ぐるみ担当ならタイプ9など、役割を細分化していくとさらにそれぞれのタイプにぴったりのポジションが見つかりそうです。
【バックヤード・スタッフ】
企画や管理部門などで、ゲストに安心して楽しんでもらうあれこれを考えるのも大切な仕事。
まず、テーマパークの目玉であるショーやパレード。自身が主役を張ることももちろんですが、その企画や統括の仕事でも実力が発揮できそうなのがタイプ3です。アイディア豊富なタイプ7や細部まで計算した運営が得意なタイプ5とチームを組めば鬼に金棒。
企画が固まれば、演出はやはりタイプ4の出番。音響、美術、衣装など、得意分野を活かして「世界に1つだけの(私の)ショー」を作りあげます。パレードのダンサーなど、表現する側に回るのもGOOD。
新しいアトラクション建設に向けた協賛企業との商談や、敷地拡張、景観規制といった話がまとまりにくいタフな交渉ごとは、タイプ8の胆力が解決してくれるでしょう。
一方、パークの秩序を守るガーディアンがぴったりなのはタイプ1。夢の国でも決して浮つくことなく、随所に鋭い目を光らせます。タイプ1はキャストの教育担当も適任。ブランドイメージを守るためにビシッと指導し、マニュアルもしっかり作り込みます。
目立つ役割ではないものの、パークで欠くことのできない設備の保守点検にはタイプ9。楽しさ以上に最優先される安心・安全を地道にコツコツと守り、ゲストの特別な1日を陰ながら支えます。
これだけたくさんの人が働くテーマパーク。実は、その多くにすべてを統括するオペレーターが存在しています。今日はなんの休日か、近隣のどこに工事現場があるか、気温は?天気は?などさまざまな情報を総合し、入場方法やキャストの配置などをシミュレーション。適任なのは、全体を俯瞰できるタイプ5でしょうか。終始ニコニコしているのはちょっぴり苦手でも、適材適所で顧客満足度が最大限に引き出せるという、見本のようなポジションです。