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エニアグラム──自己成長とコミュニケーションのための人間学

日本エニアグラム学会

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エニアグラムについて<2>

セカンダリーコースより
エニアグラムについて、当学会が開催しているワークショップの基本コース『セカンダリーコース』で扱っている内容の一部を取り上げて解説します。

価値観

それぞれのタイプがその動機にもとづいて生きていく中で価値観がつくられます。その価値観が、人の行動や態度をよりそのタイプらしいものとしていきます。

各タイプの価値観キーワード

タイプ 価値観キーワード
タイプ1 完全、向上
タイプ2 親切、奉仕
タイプ3 成功、達成
タイプ4 感動、ユニークさ
タイプ5 知識、真理の探究
タイプ6 誠実、規範
タイプ7 楽しさ、可能性
タイプ8 力、正義
タイプ9 平和、安定

発達の諸段階

成長のレベルエニアグラムの性格タイプは9つを同列に水平的に分けていますが、その分類に加えて人としての健全度という垂直の次元を加えたものが、「発達の諸段階」です。この考えは、1977年にドン・リチャード・リソによって発見されました。その人がどの位、自己防衛的で心を閉ざしているか、心が身動きのとれない束縛された状態か または、どのくらい自由でオープンで柔軟で心を開いているか(解放)、という観点から、9つのレベルに分けています(レベル1~レベル9)。その9つレベルは、健全・通常・不健全の大きく3つの「段階」に分けられています。

段階 該当レベル 特徴
健全な段階 レベル1~3 エネルギーに満ち、自由で喜びにあふれた段階 自我から解放された段階。
通常の段階 レベル4~6 大半の人はこの段階。自己中心性が強まり、対人関係の葛藤が避けられない段階。
不健全な段階 レベル7~9 精神的な病気と言える段階。一時的にこの段階に陥ることはあるが、ずっとこの段階にいることはめったにない。

発達の諸段階を学ぶことで、日常生活での自分の「レベル」が感じやすくなります。性格タイプの特性がより良くあらわれているとか、逆に心が囚われ不自由だ、と感じられることで、さらに落ちていくことへのシグナルに気づき、危険な状態に陥らせた行動や態度を改められやすくなります。

「社会的スタイル」の三つ組

社会的スタイルドイツの精神科医カレン・ホーナイが、人の心理的葛藤に対する対処法として「人々に対して動く」、「人々の方に動く」、「人々から離れる」という3つの行動パターンを挙げ、「主張型」、「従順型」、「後退型」と名付けました。エニアグラムの研究者が、それに9つのタイプに当てはめて整理したものが「社会的スタイル」です。

社会的スタイル 該当タイプ 特徴
主張型 タイプ3・7・8 自分が欲しているものを手に入れることを積極的、直接的に主張・要求する傾向(特徴)がある。自己中心的で自分を押し出していく。ものごとに対処するのに、人に守ってもらったり、引き下がったりせずに、自分を主張して押し進んでいく。このタイプに共通していることは、自分の気持ちに触れにくい面がある。
従順型 タイプ1・2・6 自分が欲しているものを手に入れるために、努力しよう、よい子でいようとする傾向(特徴)がある。協力的、遵守的で他の人の役に立とうとする。ものごとに対処するのに、まず何をすればよいのかを判断しようとする。そして他の人が期待していることにどうしたら応えられるだろうか、どうしたら責任を果たせるのかと、自分に問いかける。ここでの従順とは他者に従うということではなく、自分の良いと思うことに従うことである。
後退型 タイプ4・5・9 自分が欲しているものを手に入れるために、人から退き離れようとする傾向(特徴)がある。このグループは外界との関わりから離れて、引き下がっていく。日常的に、現実から離れることは容易で想像の世界にたやすく入っていく、どちらかというと控え目である。身体感覚を感じていたり、行動を起こすのが難しい。

「統合の方向」と「ストレスの方向」

エニアグラムの図形では、各タイプの点から2本の線がでています。この線の向かう2方向を掴むことによって、性格タイプが成長状態にあるのか(統合の方向)、不均衡状態にあるのか(ストレスの方向)を知る手がかりとなります。

統合の方向 [1→7→5→8→2→4→1、9→3→6→9] 統合の方向
ストレスの方向 [1→4→2→8→5→7→1、9→6→3→9] ストレスの方向

各性格タイプの人が、さらに人間的な成長をする時に、それぞれ「統合の方向」にあるタイプの性格特性のある面が健全なかたちであらわれると考えられています。「統合の方向」にあるタイプになるということではなく、基本タイプの自分の「段階」より同じか、それ以上の「段階」の特性があらわれると考えられています。

反対にストレスを受けた場合などには、「ストレスの方向」にある性格タイプの特徴があらわれると考えられています。あるタイプが統合の方向やストレスの方向に変化するということではなく、矢印の方向にあるタイプの健全、もしくは不健全の特性を取り入れたように見える行動をしてしまうということです。真似をするということではありません。

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