百貨店
「自分の特性にあったひとつの業界をみつけるのではなく、いかに自分のタイプを活かしてはたらくか?」というテーマには、ある意味うってつけの百貨店。
景気動向の影響を受けやすいものの、職種がバラエティに富んでいるため、タイプの特性を活かして働きやすいのです。あなたのタイプに合うポジションはどこでしょう?
【販売職】
百貨店の顔といえる販売職。日々の定型業務が多いためタイプ6は確実な仕事ぶりで頼りにされそうです。とくにドル箱であるデパ地下では、ソースやケチャップ・お箸など細々したアイテムも抜け漏れなくセット。値引きシールを粛々と貼りながらも笑顔の接客も忘れないなど、タイプ6の面目躍如です。
また、調和を保つことにかけて右に出る者がいないタイプ9がいる売り場なら、店舗にも本人にとってもピースフルとも言えます。
ファッション販売で輝きそうなタイプ7。好きなブランドが担当できたらなおのこと、自らマネキン化して旬のコーディネートを次々に提案。殺し文句は「お色違いもお買い求めいただくと、コーディネートの幅が広がりますよ」で、カリスマ店員確定です。
一方、ハイブランドをお任せするならタイプ3。巧みな話術で富裕層の購買意欲をくすぐり、たくさんのお得意さまがつきそうです。.
タイプ1は、個性の違う人同士がスムーズに働くための「オペレーションマニュアル」作りが得意そうです。
【営業・渉外】
個人・法人を問わず多くの関係者がいる百貨店では、交渉ごとも重要な仕事です。相手の誕生日を覚えているなど気配り上手なタイプ2は個人客から圧倒的な人気が得られそうです。
超VIPが相手のエリート営業職“外商”は、販売職と同じ理由でやはりタイプ3が向いているでしょう。一方、高額取引のある法人担当なら、商品知識に精通したタイプ5に適性がありそうです。お願い営業は苦手ですが、「稟議書つくりましょうか?」的な、機転の利く提案力で信頼を獲得できます。また、実店舗を持つ百貨店ならではの店舗開発、不動産獲得などのタフな交渉ごとは、タイプ8の胆力がものをいいます。
【タイプが活きるその他の百貨店仕事】
ほかにもたくさんの仕事がある百貨店。サービスやバックオフィスも含め、どのポジションならどのタイプの“らしさ”を活かせるでしょう?
- タイプ1…正確さが必要な在庫管理をはじめとしたチェック&管理業務。店舗の秩序を守る警備員や万引きGメンなどもぜひお任せしたいところ。
- タイプ2…迷子案内、お忘れ物呼び出しや天候・時刻のお知らせなど店舗の”おもてなし力”があらわれる店内アナウンス担当は独壇場。
- タイプ4…ウインドウディスプレイ、ポスター、ラッピングなど、百貨店ならではのクオリティが求められるクリエイティブワークで個性を発揮。
- タイプ5…データ分析に基づく予測が要で、多くの人と接する必要のないマーチャンダイザー。
- タイプ7…イベント、催事担当。湧き出るアイディアを形にしながら、年中ワクワクできそう。
- タイプ9…クレーム電話にも平常心で対応できるお客様相談室で、縁の下から店の評判をアップ。