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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会      2014年2月23日 vol.407

エ二アグラム《自分探しの旅》
~~自己成長とコミュニケーションのための人間学~~

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本メールマガジンは、エニアグラムの智慧を日常で活かすヒントになればと、
日常の視点からエニアグラムを紹介することを目的としています。みなさまの
人間関係がより豊かに、満たされるように、応援させていただきたいとねがっ
ています。

「自分っていったい何だろう?」だれもが、何かの瞬間にフッと思うことが
あると思います。《自分探しの旅》には仲間がいた方が、楽しく続けられます。
ご興味をお持ちいただいた方は、当学会が主催するワークショップへ、ぜひご
参加ください。

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■目次■

1.「言われると嫌な言葉【タイプ7】」

2.【はじめての方にも参加していただけるコース】
○プライマリーコース 5月3日(土)~5日(祝)

3.今後のワークショップ等
○ブラシュアップ       3月15日(土)

4.資格認定制度

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■1.シリーズ 「言われると嫌な言葉」■

前回のシリーズは、「言われるとうれしい言葉」でした。今回のシリーズは、
「言われると嫌な言葉」です。言われるとうれしい言葉がタイプによって異な
るように嫌な言葉もタイプによって異なります。

このシリーズでは、それぞれのタイプが書いた「言われると嫌な言葉」を紹
介していきます。自分のタイプや他のタイプをより理解するための参考になれ
ば幸いです。

【タイプ7】

(1)「○○は良かったんだけどね・・・」

保育園に通う娘の発表会に母と出かけた。「小人と靴屋」という劇で娘はナ
レーター役。自分のセリフ以外も全て覚えて張り切っていた。当日、娘のナレー
ションから劇がスタート。

緊張しながら少し早い口調でしっかりと最初のセリフを話し、5歳児クラス
の劇は無事に最後まで終わった。

帰宅後、娘に感想を聞かれ「自分のセリフははっきりと上手に言えていたし、
それに、みんなの劇が上手くいくように他のお友達や全体のことをちゃんと見
ながら頑張っていたのがママはもっと凄いなぁって思ったよ」と話すと、娘は
嬉しそうに「ママがこうゆうところが良かったって」とおばあちゃんに報告に
行った。

すると母は孫を褒めて「〇〇ちゃんは一番上手で良かったんだけどね・・・
最初のセリフがちょっと早すぎて後のお友達もみんな早口になっちゃったから、
もう少しゆっくりだともっと良かったなぁ」と。

なんで、マイナスコメントでしめる?と久々にがっかりし、同時に笑ってし
まった。

私は子供の頃からいつも母の言葉に反応していた。褒めてくれなくていいか
ら、満足してやっていることにどうでもいいマイナスなコメント付けるのはや
めて欲しかった。

反面、「○○の△△って良くないよね」という話には、相手が母に限らず
「確かに〇〇はどうかなぁ~でも考えようによっては必要で良いんじゃない?」
と、自分としてはあくまでも前向きに肯定しているつもりで、人の意見を否定
してしまうことはよくある。

マイナス思考と感じることを否定する=肯定=プラス思考 ではないと最近
はつくづく思う。私は無意識に、自分が心地よく都合の良いものだけを増幅さ
せ、耳障りなものはその場で消去しようとしているだけ。面倒なことを避けて
楽しくて大満足だと信じている今が、邪魔されずに永遠に続く未来こそ自分の
ハッピーエンドに繋がると思っている。

(2)「このくらいのこと、やってくれてもいいのに」

家族想いで親切で真面目で、それでいて野心家の夫。私の意見にはいつも合
わせてくれる最高の夫なのだが、彼に度々言われる嫌な言葉がある。「このく
らい、やってくれてもいいのに」彼はよく言う。

大抵簡単な自分のこと、空き時間や段取り次第で人に頼む必要のないこと、
全く急を要さないこと、時にはギリギリになって思いだしたことなど、兎に角、
いとも容易く私に頼んでくる。

「それって、今必要?」「どうしても私にそれを優先的にやってほしいの?」
「そもそも、このくらいのことっていう簡単なことなら自分でやってよ」と心
の中で叫びながら、夫相手にそんな議論も面倒なので結論的にはやってあげる。

夫は勿論「面倒をかけてごめんね。ありがとう」と言ってくれるのだが、こ
れも私は嬉しくはない。

基本的に私は簡単に他人を頼ったりはしない。自分で出来る範囲内で自由に
やりたいことをやって自己責任。どう考えても人の協力が必要な場合には、出
来る限り完璧に準備をした上でお願いをする。

かといって人からは頼られるのが嫌というわけではない。むしろ頼られて相
談を受けることは多いし、何かのお役にたてるのなら色んな仕事やお手伝いを
引き受けるのはmy pleasureだ。

でも、夫の頼り合いは軽く快く引き受けて、お互いにやっぱり出来なきゃゴ
メンね(笑)ですむ感覚なのが無責任に感じる。

彼は、家族や親しい友人との関係の中で、お互いのちょっとしたことを心配
し合ったり、頼り合い助け合ったりすることで愛情と安心を感じるらしい。
Give & Take?「このくらいのこと、自分もやるからあなたもやってほしい。
もっと心配してほしい」というママボーイ夫。

私からすれば、人の心配よりまず自分のことは自分で責任もってやって欲し
い。余計な心配はしてなくていいから迷惑をかけないようにしてくれた方が、
私は嬉しい。

【このタイプの特徴】
このタイプの人は、人生を楽しく、明るく過ごしたいという人です。熱中し
た陶酔感を大切にします。色々のことをやり、人生には多様性があって欲しい
と望んでいます。

聡明で、明るく、ざっくばらんで、くつろいだ感じを好み、未来について計
画したり、夢を追うのが大好きです。反面で、苦しみや辛さを出来る限り回避
しようとします。

深刻な場面、嫌なことも何となく楽しいものにしてしまいます。何時も明る
く陽気に振舞います。

自分を縛り付けることが嫌いで、人生を楽しみたく、楽しい人生を他人と共
有したいと望んでいます。その反面、やや落ち着きに欠けるところがあります。

このようなことから私たちは「熱中する人」(THE ENTHUSIAST)と呼びます。

http://www.enneagram.ne.jp/ennea-9type.htm より

(日本エニアグラム学会編)

○各タイプの詳細 http://www.enneagram.ne.jp/ennea-9type.htm ○
●タイプチェック http://www.enneagram.ne.jp/check.htm    ●

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■2.はじめての方に参加していただける 「プライマリーコース」■

●参加者の声●
ワークに参加された方達の発表を聞きながら、みなこんなにも色々と、「想
い」、「迷い」、「悩み」生きているのかと思い、自分もがんばろうと勇気
をもらった気がします。・・・。

先日は、楽しいワークショップをありがとうございました。自分のタイプが、
何となく胸におちたという感じです。・・・。

私は、最近仕事で、同僚とトラブルを起こして深く反省していました。今回、
ワークショップに参加したことで、トラブルの理由が自分の性格にあること
が良くわかりました。・・・。

★プライマリーコース★
日 時: 5月3日(土)~5日(祝) 10:00~17:00
会 場: 江東区文化センター

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■3.今後のワークショップ等の予定(プライマリーコース以外)■

★ブラシュアップコース★
テーマ: 「根元的怖れを探る」
講 師: 富澤 優江(日本エニアグラム学会講師)
内田 桃紀代(日本エニアグラム学会講師)
日 時: 3月15日(土) 13:00~17:00
会 場: 江東区文化センター

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■4.資格認定制度■

学会が認定する資格には、アドバイザー資格(1級~3級)と
ファシリテーター(FA)資格があります。

認定試験制度とは、
http://www.enneagram.ne.jp/ninteiseido/ninntei_seido.htm

認定資格の一覧は、
http://www.enneagram.ne.jp/ninteiseido/ninntei_1ran.htm

募集要項は、
http://www.enneagram.ne.jp/ninteiseido/ninntei_boshu.htm

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各種問い合わせ等は、
e-mail : ennea-jp@live.jp
TEL : 03-6855-8108 月~金の 13:00~17:00
留守番電話となった場合には、メッセージをお願いします。
FAX : 03-6855-8108

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http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。

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