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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2013年9月22日 vol.391

エ二アグラム《自分探しの旅》
~~自己成長とコミュニケーションのための人間学~~

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ほめられると自信が生まれる。ほめられなければ自信がもてない。
良くも悪くも子ども時代から、人の目を気にし、計りにしてきた。

まず目標がなければ、前に進めない。しかし、ひとたび決まれば前進する
態勢に入る。

さらに途中、ほめ言葉があれば「アドレナリン」効果をあげる。
弾みがつき、仕事は思わぬ方向へむかうかもしれない。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ3「親子三代で登った坂道」●
●         タイプ3「好きなのはお墨付き」 ●
○編集後記           ○

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「親子三代で登った坂道」

★8月某日★

前回の日記に綴ったように、今夏、実家の広島に家族で帰省した際、父親
と自分そして息子の親子三代で出掛けてみた。

残念ながら、父親の体調不良で海釣りは厳しく、実家の裏山散歩となった。
山頂に着くと、まちが一望できる展望台もあり、思わず父親も50年前の少
年時代における裏山での決闘のエピソードを話し始めた。

私は、まちを一望しながら、都会に憧れて早くまちを出たかった25年前
の少年時代を思い出した。息子は、坂道なのにわたしたちの後を笑顔で懸命
に追っていた。

帰省する度に、まちの過疎化と少子高齢化が目立つ。

誰しも、必ず少年時代はあり、青年となり壮年になる。

父親も定年退職をしたものの、まだ働ける身体ではあるが、このような過
疎地では、あまり仕事もなく、知合いの新聞配達を手伝っている程度である。

一方、グローバル化の変動の激しい世の中で、我が息子が二十歳になるこ
ろの経済環境は読めない。

今の自分にとって、親孝行が出来るとしたら、自分の事業で息子の活躍す
る舞台と父親の花道をつくることかもしれない。そうなると、今のまま現状
維持というわけにもいかないし、新たな目標をたて自分自身の変革から行い、
2030年の自分を創造しなければならない。

いよいよ、これからが本番であり、セカンドステージへの幕開けかもしれ
ない。

三世代を通して継承していくものは永遠になるという哲学がある。

相手の前に火を灯せば自分の行先も見えてくる。自分の能力や経験をお世
話になった人のために使う時に想像以上の力が出ることも分かっている。新
しい自分、より高い次元への成長を目標に、事業を通してお世話になった人々
へ恩返しをすることから四十代を始めてみようと決意した里帰りであった。

(必達仕事人)

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「好きなのはお墨付き」

★9月5日(木)★

二年生の長女が、「メガネをかけたい」と言い出した。

確かに視力が落ちている。ショックだった。私の育て方が間違っていたの
か?視力が落ちる原因は、明るさと姿勢だという。小さい頃から寝る前に絵
本を読んでいたが、それがいけなかったのか・・・。

眼科を受診すると、メガネをかけるほどではない、様子をみましょうとの
事。でも、娘はメガネが欲しいときかない。

まず、視力回復訓練が頭に浮かんだ。インターネットで調べると、賛否両論
ある。とにかく他に情報が欲しいと、手当り次第に尋ねて回った。視力が回復
する点眼薬、寝る時につけるコンタクトレンズ等、現在はメガネをかけ始める
年齢が低下している分、様々な視力回復方法があるようだ。

こんな時、主人によく言われる。「人に聞く前に、自分で調べたらどうか?」
一応調べたんです。でも、本当に調べる人に比べたら、さわり程度かもしれ
ない。

私は、生の声を重視する傾向があるようだ。10件の体験談を読むよりも、
1件の実体験を聞きたい。もちろん情報は多い方がいい。その中から、自分
に合ったものを選択したい。誰かのお墨付きが欲しいのだ。

娘のメガネを作るべきか、考えていた。そう言えば、私の父はメガネ屋だっ
た。「メガネが欲しいのに、作ってもらえないと、何かとメガネのせいにす
るかもしれない。とにかく一つ作ってやるように」なるほど。

最後に担任の先生に聞いてみた。「みんなが見えているものが、自分だけ
見えないんじゃないか?という不安があるのでは?」そうだ!それだ!娘は
みんなと同じように見えないと心配なのだ。納得した。早速メガネを作る事
にした。

私もメガネをかける事があるが、人と同じで安心はしない。出来れば、他
の人よりもっと良く見えて、カッコイイ方がいい。かけるだけで賢くなる・・・
そんなメガネがあればいいな。

★9月7日(土)★

横浜のホテルで司会の仕事。久しぶりに指名を頂いた。福岡にいた頃、一
緒に仕事をした方が呼んで下さったとの事。この上なく嬉しい。期待される
と、アドレナリンが身体中を駆け巡るのがわかる。

私は褒められるのが好きだ。みんなそうだと思うが、褒められないと不安
になる。失敗したかな?嫌われたかな?どこがいけなかったのか?気になっ
て仕方がない。

子どもの頃、褒められた記憶がないと思っていたが、今、自分が親になっ
て思う。決して褒められていない事はないだろう。足りなかったのだ。もっ
ともっとほめて欲しかったのだ。

私は褒められたい人なのだ。でも、何かをする前に期待されると、さらに
実力以上に結果を出したくなる。今日は久しぶりに充実した一日だった。

そうだ。子どもも結果を褒めるだけではなく、やる気にさせなきゃいけな
かった。大事な事を思い出させてもらった。

★9月8日(日)★

2020年オリンピックの開催地が東京に決まった。スゴイ!やった!絶
対見に行こう!いや、見るだけじゃ嫌だ。何かの形で携わりたい!スポーツ
を取材していた昔の血が騒ぐ・・・あれこれ聞いてみたい!が、それも無理。

子どもが出場?も難しい。では何か今の私にできる事はないだろうか・・・。
朝からずっと考えていた。

最後のプレゼンテーションでの決め言葉は「おもてなし」だった。そうだ!
海外から日本に来る方々をおもてなしする。何か出来そうだ。まずは英会話
を始めようと胸に誓った。

(おしゃべりママ)

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(編集後記)

オリンピックが、東京に決まりましたね。

楽しみですね。私は、マラソンを観に行きたいと思っています。

(本永)

★エニアグラム日記の次号は、タイプ4。 10月20日配信予定です★

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