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発行元：NPO法人日本エニアグラム学会　　 2011年8月21日 vol.316

エ二アグラム《自分探しの旅》
～～自己成長とコミュニケーションのための人間学～～

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書き出しが面白い。友達について、お尻のかゆみについて。堂々と論を立
てて解決を試みる。こんな話題をだれが無視するだろう。しかも情緒的に訴
えるわけでも、打ち明けているともいえない。卑しくもない。

そういうことならと、読者もつい応援席に座り、見学する気になるはず。
頑張りすぎないように、調べすぎない、考えすぎない、つまり自然体がよい
と思いますが、と声援をおくりたくなる。

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■目次■
●エニアグラム日記タイプ５「友達」　　　●
●　　　　　　　　タイプ５「お尻の痒み」●
○編集後記　　　　　 ○

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「友達」

★７月３１日（日）★
そうだ、利害を越えて死ぬまで付き合える友達を充実したいと急に思った。
これは、とても素晴らしい目標であるが、同時に難しい課題であろう。何が
難しいのだろうか。

どうも目標として追い求めて得られるものではないような気がする。それ
は、よく生きたご褒美として結果として得られるのではないだろうか。

では「よく生きる」とは何か。三つを心がけたいと思った。

先ず、志をもって生きよう。志をもって生きていると、似たような人が近
づいてくるし、近づいてきたことに気づく。志が異なる人とも友達になれる
が「利害を超えて死ぬまで付き合える友達」ではないだろう。

次に、一人ひとりを大切にしよう。一般論ではない。今、目の前にいる人、
一人ひとりを大切にしたい。

最後に、自分の人生を大いに楽しもう。苦しそうにしている人、辛そうに
している人には、正直に言って近づきたいとは思わない。楽しんでいる人の
友達になりたいし、相手だってそうだろう。

なかなか良い考えだ。何人かにメールで披露してみよう。

★８月２日（火）★
友達について思ったことを伝えたら、「あれっ(?_?)利害を超えた関係の人
達を友達とよぶんじゃない？」と言われてしまった。

まことにもってその通りである。では、何故私は単に「友達」と言わずに、
「利害を越えた友達」と表現をしたのだろうか。私の頭の中に「利害を超え
ない友達」があるからに違いない。

そもそも「友達を作らねばならない」「友達を作ろう」と思うということ
は、どういうことだろう。目標を設定している。目標を設定しているという
ことは、何か良いことがあるからだ。言葉を換えれば、利益が生じるのであ
る。

「友達は作ろうとしないと作れない」という前提があり、かつ、そこに利
益誘導の不純さを感じて「目標として追い求めて得られるものではない」と
敢えて思ったのだろう。

まてまて、友達を利害関係で区分けする意味があるのだろうか？

利害関係がなければ良い友達関係で、利害関係があれば悪い友達関係なの
だろうか？

そもそも利害関係の発生しない人間関係って、あり得るのだろうか？

大切なのは、どんな友達が欲しいかだろう。語り合い、互いに高められる
ような友達かな。

長々と書いてきたが、はっきりしているのは、この１００倍書いても、一
人の友達も増えないことだ。このへんで止めておく。

この日記を誰かが読んだら「つまらない、役にも立たないことをクドクド
書いている」と思われるかな、理解されないかな、と考えた。何故か少し愉
快な気分になった。

こうやって思いを巡らすのは、私にとって充実した楽しいひとときなので
ある・・・いや・・・何故、愉快な気分なのだろうか。自己防衛しているの
かもしれない。よく考えてわかりやすく人に説明したのに理解されないこと
がよくある。小さな感情の波がきて、少し落ち込む。「ニヒルな愉快な気分」
で、その落ち込みから抜けだそうとしているのだろう。

とりとめもなく考えが続き、夜が更けた。
（ロジカル進（しん）ちゃん）

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「お尻の痒み」

★７月某日 ★
数年来、口の端と肛門周辺の痒みを感じていて、ちゃんと診てもらおうと
皮膚科に診療に行った。

痒みといっても時々痒くなるだけで痒み止めのクリームを塗ると痒みもな
くなっていたので病院に行くことまで思っていなかった。しかし、痒みを感
じるとそこを掻いてしまいその部分が赤くなったり、爪で掻いて傷つけたり
していたので、治してしまいたいと思っていた。それに痒みの原因も知りた
くなり、この際病院に行ってみようと思ったのである。

私の街の皮膚科をインターネットで検索し、駅から近くにある病院を探し
た。総合病院ではなく皮膚科のある医院の中で男性が医院長の医院を選んで
行くことにした。お尻を診てもらうのでちょっと気になったので・・・。

診療時間に合わせてその医院に行った。待合室には数人いた。初診の手続
きをして、しばらくして私の番が来た。そして、診察室に入ってみるとそこ
には、なんと！！３０代なかば位の女性の先生がいた。それも結構きれいな
先生であった。化粧は、ちょっと濃い感じであったが・・・！

この医院の皮膚科は女医だったのかと思いながら先生に痒みの症状を説明
した。その後、肛門を診察することになりベッドに横になりパンツを下して
肛門を診てもらった。看護師の女性も一緒に診ていたようだった。でもこの
時、少しも恥ずかしいという気持ちを感じなかった。ちゃんと診て欲しいと
いう気持であったのかもしれない。

結局、特別な病気ではなく、乾燥肌が原因の痒みで慢性化しやすいという
ことで診察が終わった。そして、処方箋を頂き医院を後にした。

それにしてもきれいな先生だったので、また来て診てもらいたいと思って
しまった。

★８月某日 ★
痒みも処方された薬を塗っていたら、ほとんど痒みも感じず快適に過ごせ
るようになった。しかし、乾燥肌を改善しないと痒みも無くならないと思い
インターネットで「肌に良いサプリメント」で検索してみた。すると、乾燥
肌に効果があるものとして「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」を含むサプリ
メントがお勧めとあった。肌の潤いに効果があるらしい。

すぐに、ネット通販で「ヒアルロン酸＋コラーゲン」というサプリメント
を注文した。数日してそのサプリメントが届いた。

今、乾燥肌が少しでも改善すればと期待しつつ毎日飲んで１週間ほど経つ
が、今のところ明確に効果は感じられない。３か月は飲んでみないと分から
ないと思っているので、しばらく様子を見るつもりでいる。

（斜め四五度）

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（編集後記）

最近、自宅近くのコンビニが閉店しました。

以前は、近所にコンビニが２店あったのですが、これからは、一番近い
コンビニまで徒歩７分になりました。

気軽に行けなくなってしまったのが残念です。

（本永）

★エニアグラム日記の次号は、タイプ６。　９月１８日配信予定です★

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