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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2011年3月20日 vol.300

エ二アグラム《自分探しの旅》
~~自己成長とコミュニケーションのための人間学~~

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今年は、思ったことをすぐ実行しよう。これまで、迷ったり、躊躇したり、
先延ばしをして「今」を逃してきた。新しい隣人にも声をかけよう。釣り人
は秋から冬ごもりだが、その間、自作の毛鉤や小物を作りながら春を待つ。

駒形橋から浜離宮庭園まで妻と水上バスに乗る。スカイツリーの見物に人
出も多い。外国人の観光客といっしょの船旅。一面の菜の花を裾におき高層
ビル群があざやかな景色を見せる。これまでなかった新東京の景観発見。
川に魅せられている人たちの日記。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ9「今を逃さない」●
● タイプ9「水上バス」 ●
○編集後記           ○

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「今を逃さない」

★2月27日(日)★
しばらく空いていたが、私の住んでいる賃貸マンションにお隣さんが引っ
越してきた。引っ越しの挨拶にくださったのは、浅草の雷門の人形焼き。東
京の方だろうか、どんな仕事をされているのだろうか、転勤で関西にこられ
たのだろうかなどとあれこれ思いを巡らした。

ふと、引っ越したばかりだから、ごみの収集場所や分別ごみの日程など知
らないのではないかということに気づいた。収集の日程表のコピーを渡して
あげよう!いや待てよ、賃貸の仲介業者から知らされているかもしれないし、
私がそこまでしなくてもいいのではとも考えた。

私は今年の初頭から意識していることがある。「今しようと思ったことは
できるだけ今する。今というタイミングをのがさない」私はこれまで迷った
り、躊躇したり、次でいいかと先延ばししたりして、小さいこと、大きいこ
とも含めて数えきれないほどの今をのがし、無駄にしてきた。

今度お隣さんと出会ったら声をかけて、ごみの収集のことを確認しようと
思っている。

★3月5日(土)★
釣仲間から電話。「いよいよ渓流釣の解禁、一緒に釣に行かないか」と。

積雪の多かった今年は雪解けの水が流れ込んで、まだ水温も低く釣果は望
めないだろうが、待ちに待った川に立てることを思うと、わくわくしてくる。
電話では、「ツールスタンドを自作したので、今度会ったときにプレゼント
する」とも。

毛鉤で釣をする私たちは、毛鉤を自作している。その材料となる動物の毛
や鳥の羽、人工的な材料などを組み合わせて作っていく。その作業にはハサ
ミやクリップのようなもの、毛鉤を巻く糸など数多くの専用の道具を使用す
る。それらの道具を整理するスタンドを日曜大工で作ってくれたらしい。
「できは良くないかもしれないけど、作業はしやすくなるだろう」と。

禁漁となる秋から冬の間、解禁のときがくるのを待ち焦がれながら、冬ご
もりのような期間を過ごす。そんなときに私のことを思ってツールスダンド
を作ってくれていたことが何かうれしかった。

天気がよければ、今度の日曜日に行くことが決まった。何かお礼のお返し
をしたいが、何がいいだろう。私は凝ったものは作れないが、組み紐やビー
ズ、クリップを組み合わせて自作する釣の小物を携帯するネックストラップ
をプレゼントしようと考え、さっそく製作にとりかかった。

(ゆったりといこう)

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「水上バス」

★3月5日(土)★
天気も良いので水上バスに乗ってみようということになり、家内と二人で
浅草に出掛ける。雷門近くで昼食を済ませ、駒形橋たもとの船着場に向かう。

橋の向こうにスカイツリーがくっきりとそびえ立って見える。高さが60
0mを超えて世界一になったということもあってか、見物を終わって橋を渡
ってくる人の数も多い。急に来年の完成が待ち遠しくなった

切符を買って列の後に付く。20分ほど待って乗船となった。はとバスツ
アーでの海外からの観光客等もありガラス張りの船内はほぼ満席状態である。

波を立てて行き交う水上バスに手を振りあったりで、生ビール片手の40
分強ののどかな船旅はとても心地が良かった。普段両国駅から新川まで隅田
川テラスを歩いて通勤することも多いので勝手知ったる地域の積りの筈であっ
たが、ガイドの説明の中に初めて耳にすることもあり新鮮であった。

浜離宮庭園で下船。梅の花が満開で香りが良い。だが何といっても良かっ
たのは一面に広がる菜の花畑であった。背後に見える汐留の高層ビルとのコ
ントラストが際立って不思議な光景であった。「都会の真ん中でこんな景色
が見られるんなんて・・・」家内と二人で暫らく佇んだ。

電通ビルの地下でお茶を飲み休憩し、新橋から地下鉄に乗って帰宅の途に
着いた。

★3月6日(日)★
外出の帰りに駅の側のカフェに立ち寄って、帰宅前の一時を過ごす。「2
階禁煙席はただいま満席ですが、よろしいでしょうか?」「あゝ、いいよ」
そう答えて階段を上る。予想通りうまく空いて座ることができた。

驚いたことに、店内は高校生なのか、予備校生なのか問題集を解いている
者で溢れていた。中には年配の勉強している人もいて刺激になる。ここに来
ると気分転換になり、集中して充実した時間が過ごせる。

みんなも同じ思いなのだろうか?結局2時間半余り読書三昧の時間を過ご
し、心豊かにカフェをあとにした。
(のんきや)

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○ 編集後記 ○

今回、このメルマガは、300回目になります。
2003年9月に1回目を配信してから、7年以上がたちます。

いつも読んでいただきありがとうございます。

また、いままで日記(原稿)書いていただいたみんさまにも感謝したいと
思います。ありがとうございました。

これからも、末永く配信していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

そして、たくさんの方に読んでいただきたいと思っています。
ぜひ、お知り合いの方にご紹介(ご登録)いただければ幸いです。

★エニアグラム日記の次号は、タイプ1。 4月17日配信予定です★

(本永)
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