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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2010年2月21日 vol.262

エ二アグラム《自分探しの旅》
~~自己成長とコミュニケーションのための人間学~~

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人の日記を読むのは面白い。 ひっそり書かれたものはそれだけ濃い。
この人たち、小さくも大きくもないが大事なことと思えば徹夜も。
電車の中でもひたすら考える。

傾く車両についてあれこれ一人思考。妻に話すわけではない。 鉄道は、
道は、なぜ斜線になっているか。 映画『アバター』は通常版と3Dの
立体映像では感覚のちがいがでてくるのか。線路のごとく考えはつづく。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ5「徹夜で書道の作品書いたのに・・・」 ●
● タイプ5「斜めの道、斜めの家」        ●
○編集後記                  ○

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「徹夜で書道の作品書いたのに・・・」

★1月30日(土)★
昨日から一睡もしないで書道展に出品するための作品を書いた。
徹夜しちゃいました。

私は、カルチャーセンターで毎週書道を習っている。その先生の属してい
る会の書道展が3月にあり、その書道展に出品する作品を毎年1月に書いて
いるのだが、毎回締め切りギリギリまで書けず慌てて書いていた。手本は昨
年12月にいただいていたのに、今年も・・・また!

先生に言われていた締め切りは23日だったのだが、1週間待ってもらっ
ていた。だから、今日提出しなければならないため、昨夜から頑張って徹夜
して書いたのである。

これまでの休日や毎日数枚でも書いていれば慌てて書くこともないのだが、
どうしても書けなかった。まだ時間があると先延ばしする悪い癖である。

朝8時まで書き、間違わず書けた15枚ほどの作品を持って先生のところ
へ選んでもらいに行った。それでも一度だけ数枚書いたものを先生に見ても
らい、その中から1点を選んだ作品を先生が一応持っていたのだが・・・。

書いていった作品を数点すつ壁にかけダメなものを落としていき4点に絞っ
ていった。そこで、前に1点選んでおいた作品も念のために壁に掛けて見る
ことになった。その結果、なんと前に書いた作品が全体的に良いということ
になり、それを出品することになってしまったのである。

徹夜で書いた作品をちゃんと見たのは初めてであった。筆の勢いや個々の
文字は徹夜の作品の方が良いものがあったが、全体的なまとまりでは前に書
いた作品が私にも良く見えたのである。仕方ないが、ガックリ!

頑張って徹夜で書いたのは、何だったのかと思いつつ、終わったというこ
とで気持ちが楽になりホッとしてた。これで解放されたという思いであった。

来年は、ちゃんと書こうと「今は」思っている。

★1月31日(日)★
今日、「アバター」3D版を観に行った。今回2回目の観賞である。

前回は、2週間前に友人に誘われて、通常版の「アバター」を観た。時間
の都合で夜の20時から上映時間となってしまった。

「アバター」には、そんなに関心がなかったが、面白そうだということで
誘われるままに観に行ったのである。まぁ断る理由も特になかったこともあっ
たし、断るのも面倒な気がして・・・。

そして、夜20時以降の上映はレイトショーというのがあり、料金が12
00円と安いことを初めて知った。通常1800円なのでお得感があった。

久しぶりの映画で、上映時間2時間40分と長かったが、その内容も面白
く、映像も美しく迫力があり、とても楽しめたし、満足した。
(満足したというのは、映画>1200円という意味)

そこで思ったのは、通常版でも面白かったが、3Dの立体映像ではどうい
う感覚にさせてくれるのか知りたくなった。そして、今日それを体験した。

映像が飛び出すというより映像の中にいる感覚があり、映像に奥行きがあ
る感じであった。観終わって、目が疲れたように感じたが、3Dの映像は、
映画館でないと味わえないことだと思った。

今日は一人で観に行った。友人を誘うのも面倒だし1人が気楽だから。

当然お得な「レイトショー」の上映時間を選んでである。

また映画館で映画を観たいという気持ちになったので、その映画館のメン
バー会員の申込みの手続きをしてしまった。これって私にとっての動機づけ
になるだろうと思った。
(斜め四五度)

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「斜めの道、斜めの家」

★2月6日(土)★
電車の中からぼんやり外を眺めていると、鉄道の軌道に対し斜めの道路や、
面する道路に何故か斜めに構える家を見かけた。
電車はカーブを描ききながら駅に入った。駅を出ると逆にカーブした後、
真っ直ぐ進んだ。

鉄道を引くとき、隣り合う駅の位置は、ちょうど東西南北とは限らない。
例えば、北東方向に次の駅がある場合、先ず北に向かった後に直角に東に曲
がるより、最初から北東方向へ真っ直ぐな直線で結ぶ近道でいきたい。そこ
で、鉄道軌道は東西南北ではなく斜めに走ることになる。

ところが駅は、道路や街並みに合わせようとするのか、建造物を律儀に東
西南北に合わせたくなるのか、方位の升目に合わせて建つようだ。

東西南北の駅と、斜めに走る軌道。その結果が、駅の前後のカーブなのだ。

駅に着いた。電車を降り、妻と家路に向かう。

★2月7日(日)★
頭を整理する。

道路に対して斜めに建っている建物には理由があって、建物を東西南北に
建てた結果、建物が道に対して斜めになったのだ。

道路が斜めではなく鉄道軌道が斜め、建物が斜めではなく道路が斜め。空
から見ると、日頃の私の視点とは異なった景色が広がる。道路から鉄道軌道
を見たり、家から道路を見たりすると、また違った景色だ。

「深いぞ!」と一人うなずいていると、妻が話しかけてきた。
「昨日の電車で前に座っていた人、お洒落だったね」

覚えていないというか、見ていない。答えられないので、「あ~、外を見
ていたんだ」と答えると、「そうだったね」と柔軟な妻は話を続ける。「夕
日がきれいだったので、幸せな気分だった」「うん、きれいだった。いいよ
ね」

あれは夕日であり、確かに彩りがよかった。

幸せな気分という言葉がよみがえり、よぎる温かい風。そうだ、電車の中
では人をもっと観よう。外を見るときはもっと景色を楽しもう。

これまで何回もしてきたように、また決意を新たにした。

(ロジカル進(しん)ちゃん)

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○ 編集後記 ○

私のはじめてのフルマラソン出場までちょうど、1ヶ月となりました。

先日、知っている方が、同じ大会に参加されることがわかりました。

その方から、ちょっとしたアドバイスもいただき、うれしかったです。
折り返しのコースなので、途中でお会いできることも楽しみです。

時間制限内での完走を目指してがんばります。

追伸:「ミニまぐ」もスタートしました。こちらは、タイプの特徴をクイ
ズ形式で学べます。

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★エニアグラム日記の次号は、タイプ6。 3月21日配信予定です★

(本永)
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