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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2005年9月18日 日常編 vol.44

エ二アグラム《自分探しの旅》
〜〜自己成長とコミュニケーションのための人間学〜〜

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本メールマガジンは、エニアグラムの智慧を日常で活かすヒントになれば
と、日常の視点からエニアグラムを紹介することを目的としています。

いつも読んでいただきありがとうございます。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ3「新しい端末機が職場に」 ●
●           「馬鹿みたい」    ●
○編集後記○
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タイプ3の人たちは、成功することが最も好きで、成功のために手段を選
びません。何時もはっきりした目的、目標をもっていて、その達成のために
はどうしたらよいかを考えています。成功、達成を願っています。

仕事において人々とかかわる際にも、外に現れる効果や他人との協力の円
滑化を意識して行動します。また成功したいという確固たる動機は人々を立
ち上がらせ、何とかしてこの行動作業に力を尽くしたいという情熱を起こさ
せます。
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★9月12日(月)★
日本で五指に入る有名な経営者が書いた本を読んだ。起業した会社をM&A
などで25年にして売り上げ2600億円にし、2010年には1兆円、従
業員10万人にしようという目標に向かって邁進中である。

その彼が大事にしているのは、従業員の教育。でもその内容は凄まじいの
一言。「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」をモットーに新入社員から、
古参社員まで教育に徹している。私が共感できると思わせる表現が随所に出
てくる。

例えば著者は「ゴルフほど楽しいことはない」と人に勧める人はいても「
仕事ほど楽しいことはない」と説く人はいないと嘆く。そして曰く「人を動
かそうと思えばまず自分自身がこの楽しさや喜びを味わっておく必要がある。
そのためには、仕事の苦しさや苦痛から逃げ出さないこと。この苦しみと楽
しみの落差の大きさが社員や部下に対する説得力にストレートに反映してく
る」と。

それを読み終えた後、日本エニアグラム学会スーパバイザーの和泉さんの
人間関係に関する著書を読む。とてもホットする。例えば次のような記述が
ある。「価値観が違うと仕事の手順も方法も異なってくる。テンポにも差が
出る。そこから相手への偏見が生まれやすい。相手を否定したり、こそこそ
逃げ出したくなる。自分のなかだけでどちらが正しいのかを判定するべきで
はない。一方を正しいとすれば、当然一方は間違っているということになる。
しかし、世界には人の数ほど価値観がある。たった一つでなないのだ。その
ことへの理解があれば自ずから、互いに折り合えるところへ出ていけるので
はなかろうか」

前者はぐいぐい自分が引っ張られる。でも読んだ後疲れた。後者は心安ら
ぐ。特に強烈な本の後だから余計にそれを感じたのだろう。会社勤めをして
いた頃の自分は前者に大いに共鳴し、自分を重ね合わせて見ること間違いな
しであったと思う。

でもカウンセラーとして、クライアントの話を毎日聴いている現在の自分
にとってはほんわかとした後者の著書に惹かれる。これはなぜだろう。年令
とともにタイプの特徴に変化が起きるのだろうか。それとも職業により使う
脳みその部分に変化が起きるためだろうか。エニアグラム研究者リソ氏とハ
ドソン氏に聞いてみたい気がする。

★9月15日(木)★
先日職場に全国オンラインの端末機が導入された。その機械の説明会が肝
心の端末機が設置される前から実施された。文字と図とからなる説明なので
要領を得ない。加えて全体の説明から細部に入るのではなくて細部からスター
トする。

そのためか説明の途中で質問が出る。次の人が関連の質問をする。説明者
がそれに答えているうちに次第に話がそれる。そのうち例外事項を説明し出
す。全員が一斉に集まれる時間は一日に一時間が限度。従って3日間を要し
た。

自分なら少ない時間を見越して事前に効率よく説明するための練習をする
のにと思いながらイライラのしっ放しであった。これもタイプの定めか。

土曜日待望の端末機が設置される。月曜日はそれに触れながら説明書と首っ
引き。次の日始業前の30分を利用して一応最終の説明会があった。そこで
も例外事項の質問からスタートする。

いままでのイライラがついに爆発。私は言ってしまった。「時間が無いか
ら例外事項は後回しにしよう」と。それで説明者も気合を入れ直したのか、
かなり要点を順序だてて話してくれた。

それから数日が経った。まだ慣れたとまではいかないが要領は分かってき
た。もっと早く言っておけば私のイライラはなかったろうに。でも周囲がイ
ライラしたか?
(玉すだれ)

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★9月7日(水)★
今日から一泊で東京出張。ビッグサイトである展示会にだけ行って帰る予
定だったのだけど、急に打ち合わせをするから一泊せよ、と会社から連絡が
あった。(わたしの所属する会社は東京なんだけど、わたしは気楽に大阪勤
務なのです)

急に言われてもわたしにも予定がある。木曜日はわたしの定休日。午前中
で終わりますか?と不機嫌な声で言うと、じゃあ、前日の火曜に来てくださ
い、とまた勝手なことを言う。わたしの予定は一月単位で出してるでしょと
いいたいところを、調整してみますともったいぶって電話を切った。

大きな展示会のあるときはホテルがとりにくい。いつも決めている新宿の
ホテルはやっぱり満室。別に金額を決められているわけではないのに、一生
懸命ネットで安いホテルを探す。馬鹿みたい。日帰りのつもりだったから朝
一番の飛行機で5時起き。一日中広い会場を歩き回って足がくたくたになっ
た。なんだかもったいない一日だ。朝、西から台風を連れて来たので夕方東
京はひどい雨になった。

★9月8日(木)★
昨日は午後から同僚と合流して展示会めぐり。夜も愚痴の言い合い、聞き
あいで遅くなったから身体の疲れが取れない。おまけにいつもと違うホテル
で外の音がやかましくてよく眠れなかった。

わたしは家にテレビがないので、よそに泊まるとテレビを珍しいもののよ
うに見るので目が疲れる。これもよく眠れなかった理由。今はインターネッ
トでも画像の情報を見ることができるので前ほど一生懸命見ないけど。世界
のあちこちでハリケーンや台風や地震と大きなニュースがあるので、また一
生懸命見てしまった。

実は今東京へ来るのはいや。大きな地震が起こるといっているから。95
年、兵庫県で地震があったときは西宮に住んでいた。三連休の次の日だった。
その日はわたしの勤めていた会社の展示会の初日だったので、アパートの部
屋はめちゃくちゃで、水も電気も電車も止まってあちこちで火事の煙が見え
る中をネックレスをつけて歩いて芦屋の会社へ行った。これも馬鹿みたいだっ
たわね。

あれから会社のことを一生懸命するのは止めようと思っているのに、今日
も午後からの打ち合わせなのに朝から出社。行ってみたら、事務所の冷房が
壊れている。今週はついてない。

★9月9日(金)★
取引先のバイヤーと12月の打ち合わせ。クリスマスのこと年末のこと、年
明けのこと。今年は暖冬の予想なんだそうだ。今は毎週、毎週のだんどりに
追われているので、なかなか先のことまで頭が回らない。気になったまま解
決しないことをいくつか抱えているので整理ができない。こういうときは考
えると失敗するので、何も考えないで順番にこなしていく。だから家の中も
頭の中もかばんの中もぐちゃぐちゃ。でも考えるのは止めよう。
(星の子)

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○編集後記○
いつもメルマガを読んでいただきありがとうございます。

このメルマガと似ているタイトルのメルマガがありました。以下、そのメ
ルマガの紹介文をご紹介させていただきます。

成功の秘訣が、”誰にでもできる小さな事の積み重ね”であることは、案外
知られています。「継続は力なり」という言葉があるくらいですから・・・。
ではなぜ殆どの人が、この”誰にでもできる小さな事の積み重ね”ができな
いんでしょうか?その謎を解く鍵は”本当の自分探し”にありました。

誰もがオンリーワンになれる!
★☆★☆★ 自分探し心の旅 ★☆★☆★
http://www.mag2.com/m/0000127756.html

☆メルマガには2種類あります☆
★毎週のメルマガ:エニアグラム日記として、タイプごとの日記を紹介。
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現在の連載は、「あなたのそこが好き!・・・タイプ○」です。

○各タイプの詳細は、http://www.enneagram.ne.jp/index.htm ○
●学会のホームページで、自分のタイプもチェックできます●
(本永)
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