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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2009年3月22日 vol.229

エ二アグラム《自分探しの旅》
〜〜自己成長とコミュニケーションのための人間学〜〜

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日本で働いているベトナム人たちは「家族のため、母国のため」
という姿勢を見せる。幼稚園の役員候補がいなければ「私が
します」と申し出る人がいる。そうした人たちに刺激をうけて思うのは?

自分は何のために働くのか。自分は何を望んでいるのか。内面に
尋ねてみるとわかってくる。相手のために動いたあとに「よかった」
結果がのこる。効率を追うだけではないときに、と気づいている。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ3「役を頼まれたら」●
●         タイプ3「働くということ」●
○編集後記             ○
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「役を頼まれたら」

★3月6日(金)★
3月に入るとあちこちで引っ越しを見かける。私の住むマンションでも、
仲良くなった友人が次々に引っ越して行く。新築マンションに入って4年。
子どものいる奥さんの輪が広がり、花火を見ながら夕食を食べたり、誕生日
会をしたりと、お醤油が借りられる「長屋」のような近所づきあいが出来て
いた。今日はその中でも一番仲が良い家族の引越しだ。

荷造りの手伝いをしたり、借りていたおもちゃを返したりしているとだん
だん寂しくなる。「引っ越さないで、寂しいよ」と無理なのはわかっている
が口をついて出る。二度と会えなくなるわけではないのに、別れがなんだか
怖い。せっかく出来た仲間が減るのが嫌なのか、またこんな友人を作れるの
か心配なのか。

私も子どもの頃、引越しをした事はある。でもその時両親に、遠くに行き
たくないと懇願した覚えがある。そして同じ校区内で引越し先を探してもら
った。転勤族ではなかったので、引越しはその一度だけだったが、古い家に
愛着があり、引越し後も何度も訪れていた記憶がある。

転勤族だというその引越し家族の7歳の女の子に「寂しくないの?」と、
つい聞いてしまった。すると「うん。寂しくないよ。だって新しいお友達が
たくさん出来るもん。楽しみなの」と明るく返された。前向きな笑顔がまぶ
しく、うらやましかった。私は狭い世界で、何かにしがみついて生きてきた
ような気がした。

その晩、3歳の娘にも聞いてみた。「みんなお引っ越ししちゃうね。さび
しくなぁい?」すると、「だいじょうぶ、パパとママがいるから」と即答さ
れた。娘のほうが私よりずっと大人に見えた。

★3月7日(土)★
今日は幼稚園へ行った。娘は4月から幼稚園へ通うのだが、昨年4月から
の一年間、「プレ」といって幼稚園の練習のようなお遊び教室へ通っている。
幼稚園の教室を借りて毎週一回土曜日に行われるので、親子共に幼稚園へ
慣れ、母子分離がスムーズに行われるのだという。お陰で入園前に「ママ友」
も出来て、私は助かっている。誰一人知らないところへ入っていくのは不安
だ。

子ども達が先生と遊んでいる間、ママ達は別の教室で待機する。そこでの
おしゃべりが面白い。今日の話題は入園準備とその後の話だ。既に上の子を
その幼稚園に通わせているママに質問が集中する。制服や持ち物の名前の書
き方や先生の様子など。そして、初めての懇談会での役員決めが大変らしい。
みんななかなか立候補しないので、一人ずつ先生がお願いしていき、断れな
かった人に拍手が送られるという。

入園したばかりでいきなり役員は大変よねぇ。とみんな尻ごみする中で、
「私やろうかな」というママがいた。いつもハキハキして、リーダーシップ
がある人だ。「すごいね、きっと拍手で感謝されるよ」と誰かが言うと、拍
手や感謝なんかされなくていい、すんなり手を挙げて決まればいいという。
私にはそのこたえが意外だった。

私だったら・・・確かに人前に出るのは嫌いではない。みんなをまとめた
り、楽しませたり、私で役に立つなら役員もやるのはやぶさかではない。で
も、私は「拍手&感謝」が欲しいタイプだ。どちらかといえば、立候補より
推薦をもらいたい。先生の公認でもあればさらに調子に乗ってしまうだろう。
お願いされたらとても嬉しい。こんなところでも誰かの承認が欲しいのだ。

娘のクラスのママさんはどんな人達だろう、立候補タイプがいたら、私は
どうするだろう。きっとあえて立候補はせず、様子を見ながら自分が生かせ
るポジションを探すだろう。4月の懇談会が楽しみになった。

(おしゃべりママ)

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「働くということ」

★3月1日(日)★
本日、約6年ぶりにキャリア・コンサルタントに関する講習を受けた。

ここ最近は、費用対効果を考えるあまり、資格は取得したものの所属団体
への年会費が未払いだったり、ポイント更新を見送ったりと半ば休眠状態で
あったが、偶然にも、昨年末から国の施策で、この資格が国家資格になると
いうことを知人から聞き、急いで本日の受講を申し込んだ。

久しぶりに、キャリアについて考える良い機会でもあったが、昔と今では、
自分のキャリアに対する価値観も違っていたのには驚いた。

というのも、現在、自営業で、主に中国やベトナム人の技術者及び技能者
の来日招聘事業を実施しているが、常に彼たちは「家族のため、母国のため
に」と日々厳しい日本の製造現場の中で奮闘している。こうした彼らの働く
姿勢を見るにつれて、「人のために働く」というのも悪くないな、との思い
が出てくる。

振り返っても、自分の努力と根性で、自身の思い描いた通りにすることは
できるが、想像以上の結果をもたらす時は、意外にも効率を重視している時
でなく、無駄と分かっていても、仲間や相手のために動いた時であった。

「何のために働くのか?」この目的次第で、自分のキャリアも変えていけ
るのではないか?と受講の帰り道にふと気付いた。

★3月2日(月)★
本日は、昨日に引き続き東京出張。栃木駅から特急スペーシアに乗り、ホッ
トコーヒーを啜るひとときは、日々仕事のことばかりでアタマとココロをフ
ル回転させている自分にとっては、ひと時のオアシスである。

このオアシスの値段、つまり特急料金は約1,000円。

ところが、ご多分に漏れず、100年に1度の経済危機の影響が我が業界
にも波及しつつあり、つい節約志向から今朝は特急に乗らなかった。

そう、私の費用対効果が、アタマでの計算では、1,000円のオアシス
は激安のはずなのに、ココロの計算では先行き不透明感が支配してしまった
のだろう。

世の中全体が負のスパイラルに陥っている。私も、その一人かと思うと、
妙に胸が熱くなり、「これではいけない、ピンチをチャンスに!冬は必ず春
となる!」と何故か気合が入る。気持ちを切り替えて、前向きに行こう。
そう、100年に1度の経済危機は100年に1度の経済革命でもあるのだ。

今朝の前向き志向が良かったのか、本日の商談が上手くいったので、迷わ
ず帰りは1,000円のオアシスを選び、特急に乗った。

帰りの車中で、今日は親父の60歳の誕生日でもあり還暦になったことを
思い出した。今夜は、少し照れ臭いが、親父に一本電話を入れておこう。
「今まで本当にお疲れ様でした。有難うございました」と。

(必殺仕事人)

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○ 編集後記 ○

現在、まぐまぐで宣伝をしていただいています。

それを見て、今回から、このメルマガを読んでいただいている方も、
たくさんいらっしゃるかと思います。ありがとうございます。

読んでいただき、いかがだったでしょうか。今回は、タイプ3の方が、日
常を書いた日記です。タイプは、全部で9つあります。タイプの違い(性
格の違い)で、同じ日常でも、感じることや興味を持つ点が違います。

エニアグラムについては、 http://www.enneagram.ne.jp/ のページで
紹介していますので、ぜひ、そちらもご覧いただき、ご興味をさらに持っ
ていただければ幸いです。

現在、毎月末のメルマガでは、「口癖」をテーマに、配信しています。
おもしろいと好評です。ぜひ、次週もお楽しみください。

今後とも、よろしくお願いいたします。

追伸:「ミニまぐ」もスタートしました。こちらは、タイプの特徴をクイ
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★エニアグラム日記の次号は、タイプ4。4月19日配信予定です★

(本永)
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