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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2008年3月16日 vol.192

エ二アグラム《自分探しの旅》
〜〜自己成長とコミュニケーションのための人間学〜〜

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話をすれば、研修会もおもしろそうだと思われてきます。「私も行きます」
とあいさつをうければなおのこと。気持ちが一転して、研修の日を待って
いました。最初の気後れ、これこそ性格タイプからでてくる習慣なのです。

葬儀のため仙台へかけつける。部下から残業費の相談を受けている。
こうしたときのていねいな付き合い方が、信用につながっています。

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■目次■
●エニアグラム日記 タイプ9 「研修にわくわく」 ●
●         タイプ9 「帽子をかぶる妻」 ●
○編集後記                  ○
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「研修にわくわく」

★3月4日(火)★
職場の他部署に行くと、その部署のNさんが声をかけてくれた。「今度の
研修行かれるんですね。私も参加するのでよろしくお願いします」。私も
「こちらこそ」と応え、「どれくらいの参加者がいるんですかね?」と聞く
と、「26人で、今回はうちの職場の人ばかりみたいですよ」と教えてくれた。

「今度の研修会はおもしろいと思いますよ」とNさん。

今度の日曜日、業務に関係する研修会がある。私の部署からの参加は私だ
けで、少し心細く感じていた。私は大勢の場が苦手で、しかも知った人がい
ないような環境だとなおさら。参加の義務や必要性がないような集まりなら
あえて自ら参加しない。

振り返ればこれまでそうして苦手な場を避けてきたが、いざ参加してみる
と楽しかったり、示唆されるものを得たしりて新たな取り組みのきっかけと
なるようなことがあって、結果参加してよかったという思いを持つことも多
かった。

他部署の人が声をかけてくださったことは、それだけでとても有り難かっ
た。日が近づくにつれ緊張感を感じてもいるけれど、研修会への事前の準備
をしつつ、どんな研修会になるか少しわくわくしている。

★3月6日(木)★
通常の業務を終え、勤務時間を過ぎて残務整理をしていたら部下が話しか
けてきた。「この頃部署全体に通常業務の業務量が増えていて残業時間が多
くなってきていますよね。そのことで部署全体で残業の手当の申請をするこ
とが増えてきていますが、人によってはこれまでは残業としては認められて
いない残務整理も残業時間にいくらか加えているようなんです。私はそれは
如何なものかと思いますが、どうなんでしょう」と。

その詳しい状況を確認していると、他の職員がやってきた。話は一時中断。
私の中にどう判断して部下に返答しようか葛藤がおきていた。少しぐらいは
よしとしようか、でもそれは私の立場上言えない。私自身そういうことはし
ない。私は、その部下が職場のルールを守っていてくれていることを知って
いるし、これまでも残務整理も含め残業も多いことを見てきている。

再度二人になったとき、ルールを守ってない職員に対する思いもあること
は共有しつつ、「私たちは(部下とともに私も含め)ルールを守りましょう。
でも正当な残業は遠慮なくつけてください」と告げた。

(ゆったりといこう)

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「帽子をかぶる妻」

★2月21日(木)★
20数年来の付き合いのあった得意先の社長のKさんが亡くなり、葬儀の
ため休暇を取って仙台へ行く。Kさんとは妙に気があって、とてもかわいが
って貰った。64歳の突然の死はとてもショックであった。

9時20分仙台着。雪が舞っている。その足で支店に立ち寄る。懐かしい
顔が並ぶ。しばし雑談の後、葬儀場へ向かう。盛大な式で参列者の多さにも
かかわらず、心のこもったいい葬儀に感動を覚える。Kさんの人柄が偲ばれ
る。

16時半待ち合わせで、Kさんの弟のOさんを交え、これまた昔からの友
人であるMさんと3人でKさんを偲び旧交を温める。お互い20代、30代
の青い年代の理想に燃えていた頃からのつきあいである。様々な話に花が咲
く。あっという間に20時を回り、別れを惜しみ新幹線に乗る。23時50
分帰宅。

★3月2日(日)★
家内と長女と3人で近くのレストランで外食。折角外に出たのだからとい
うことで、少し離れたショッピングモールへお茶をしに遠出をする。前回訪
れたのは仙台へ転勤する前の話で、かれこれ10年前のことか。車を駐車場
に入れてモールの1階におりると、以前とは比べようのない人出にびっくり
する。昔は田舎じみて閑散としていていたものだが、大きな変貌に驚く。

家内と娘が、帽子売り場で足止めを食っている隙に、案内図を片手にモー
ル内を探検に出掛ける。暫くすると呼び出しのケータイがなる。慌てて引き
返すと、笑みをたたえて帽子を被った家内の姿が見える。

「お母さん似合うでしょ」と娘。「探すときの目印になるかと思って」と
家内。思いがけない娘のプレゼントに、家内は上機嫌である。

コーヒーショップはどこも満員で、順番待ちの列が出来ていた。そのうち
の回転の良さそうな一軒を選んで列の後ろに付く。程なく順番が回ってきて、
家内は、シホンケーキに紅茶、私と娘はショートケーキにブレンドコーヒー
を注文する。久し振りでゆったりとした午後を過ごす。
(のんきや)

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○ 編集後記 ○

先日、定期購読していた雑誌の購読期限が近くなったと、更新の案内が
来ました。

3年の期間で購読していたのですが、最近はあまり読まなくなったので、
更新しないことにしました。

割安だと思って、3年の契約にしましたが、いま思うと割高だったような
気もしてきました。複雑な気分です。

★エニアグラム日記の次号は、タイプ1 4月13日配信予定です★

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(本永)
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