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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2005年2月27日 日常編 vol.17

エ二アグラム《自分探しの旅》
〜〜自己成長とコミュニケーションのための人間学〜〜

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本メールマガジンは、エニアグラムの智慧を日常で活かすヒントになれば
と、日常の視点からエニアグラムを紹介することを目的としています。みな
さまの人間関係がより豊かに、満たされるように、応援させていただきたい
とねがっています。

「自分の感じ方と同じ!」、「ほかのタイプへの理解が深まった!」、「
自分を知るヒントになった!」、「自分の内面の動きに目を向けられるよう
になった!」などなどと好評を得ていた、「日記」を毎週発行させていただ
くこととなりました。

本年より毎週タイプがかわります。
スケジュールの案内などがある毎月のメルマガは、毎月末日に発行です。

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■目次■
○「エニアグラム日記 タイプ3」○
○編集後記○
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○「エニアグラム日記 タイプ3」○
今回の執筆者はタイプ3です。

タイプ3は人生に成功を求め、目標を達成するために効率よく努力します。
人から評価を得るために、つねに最高の自分を出し切ろうとします。現実的
で野心的です。

自分が役立つ人間であり、有能で魅力的といった肯定的な自己イメージに
合わせて行動します。人を鼓舞し、やる気にさせるところがあります。

★2月14日(月)★
1997年にNASAが打ち上げた土星探査機「カッシーニ」が、2004年7月
土星に到着した。7年の長旅であった。カッシーニはそれから4年かけて土
星を調べることになっている。そして2005年1月カッシーニが、搭載し
ていたプローブ(子探査機)「ホイヘンス」が、土星の衛星タイタンに無事
着陸した。大気圏に突入後着陸までの間に大気の組成や運動を調べカッシー
ニ経由でデーターを送信するという。

土星は、原始地球と酷似していると言われておりどんな事がわかるかまさ
に壮大なドラマだ。そういえば日本の科学雑誌「ニュートン」を創刊以来購
読しているが早20年がたった。提供される記事は私にとってまさに壮大な
ドラマの連続だった。

例えば宇宙は”無”から生まれた。そして10の数十乗分の1秒の間に数
10桁も急膨張し現在の姿になったと云う。
またナノの世界からマクロの世界まで旅をする事が出来たが、自分の知ら
ない事ばかり。人間ってほんとに小さな生き物だ。それを知っていれば皆もっ
と謙虚になれるのに。

★2月16日(水)★
内閣府の発表によると2003年度日本の名目国内総生産(GDP)はOECD加
盟国30カ国中前年の6位から9位に後退した。さらに米中央情報局(CIA)に
よれば2020年には中国の国民総生産(GDP)が日本を越えるそうだ。更に
インドも欧州各国に並ぶと予測している。日本は「高齢化で経済回復が遅れ
これらの国に対抗するか追随するかの選択を迫られる」と予測している。

現在若者の不就業者(フリーター)が400万人と言われる状況ではこの
予測は当たる可能性が高い。頑張れ若者諸君。

★2月17日(木)★
阪神大震災から今年は10年。あれからも日本国内で地震が続いているが
ついにインドネシア沖で発生した地震は大津波を起こし23万人以上が死亡し
たと伝えられている。地震はプレートが別のプレートに入り込み発生すると
説明されているが人間から見るととてつもなくでかい地面が別の地面にもぐ
りこむなんて信じられない。何で動くの。

地球の内部には核と呼ばれる部分があってその回りはマントルという液状
の物質が取り囲んでいる。プレートつまり地面(大陸)はそのマントルの上
に乗っかっている。液状物質は熱によって対流を起こしプレートを移動させ
る。そのためプレート同士がぶつかり合い、潜り込む現象を発生させ、ある
所まで行くとその反動ではねあがりそれが地震となる。その地震が海底で発
生すると津波が起きるという理屈である。陸地で地震が発生した場合(直下
型地震)津波の発生はない。

地震の大もとはマントル対流なのである。このことを随筆家としても有名
な物理学者寺田寅彦は「茶碗の湯」の中で茶碗のお湯がさめる原理を使いな
がら説明している。原理が分かっていても避けようがない地震。

我々はその日に向かって備えるしかない。皆さん自宅の家具類の転倒防止
は万全ですか?

★2月18日(金)★
NHKと朝日新聞がある番組をめぐって政治的圧力があった、なかったと喧
嘩をしている。一方は貴重な公共電波を使って何時間も反論するのは許せな
いと新聞1ページを使ってこちらも何日も執拗な反論をしている。このたび
の論争はNHKの内部告発が発端で、それにのった(のらされた?)朝日が取
材し、政治家から反撃され窮鼠猫を噛むの様相を呈してきた。しかし冷静に
考えると事の発端は放送法にある公正中立が守られたか否かだったはずだ。
それが言った、言わないの論争になり、名誉毀損、法的手段と変な方向捻じ
曲げられている。

公正中立(=公平)って何だろう。誰が判定するのだろう。それぞれ9つ
の、タイプのちがう人々が主張する意見に公正中立(公平)があるのだろう
か。これは虚構、妄想と読み替えた方が分かり易くはないだろうか。もっと
もその前にそんな番組をつくる方に問題はあるのだが。(これは公平な意見
かな?)

翻って自分が感じる公平とは「三方一両損」、つまり関係者全員が何らか
の形で我慢を強いられる状態だと思う。だから共同作業の時、能力があるの
に力を抜いて皆の尻にくっついて楽をしている人を見るとむしょうに腹が立
つ。「立てた目標に到達したか否か」は、自分なりの大切な価値基準なので、
本当に腹立たしい。

でもそのことを面と向かって注意が出来ないで、その人の分をカバーしよ
うと自分が努力する。だから余計腹が立つ。

(玉すだれ)

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○編集後記○

18日の日記にありますが、「公平」って人によって本当に違うと思いま
す。立場により違う場合もあるでしょうが、価値観の違いからくる違いもあ
ると思います。

エニアグラムのタイプを知ることで、それぞれのタイプが、大切にしてい
る価値観や同じことば、・・・例えば、「公平」・・・、を使っていても違
う意味で使っているということが、わかるようになってきます。

違いがわかってくれば、人との行き違いや誤解は減ってくると思います。

今週も楽しく読んでいただいたなら、とてもうれしいです。ありがとうご
ざいました。

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○各タイプの詳細は、http://www.enneagram.ne.jp/index.htm ○
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(本永)
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