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発行元:NPO法人日本エニアグラム学会   2006年7月16日 vol.113

エ二アグラム《自分探しの旅》
〜〜自己成長とコミュニケーションのための人間学〜〜

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どんな人も「きっと、大丈夫」と信じるときはやさしさがいっしょです。
心を低くして、みんなによりそう七夕。彦星が泣いた寸劇風景から、
呼びさまされる感性は、思いやりにつながります。

自分から外へ、もう一人の自分へと歩んでいくとき、病む母とともに、
学生とともに、ゆっくり時間をかけていきます。

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■目次■
● エニアグラム日記 タイプ2 「きっと、うまくいく」    ●
●               「このごろの状況」     ●
○編集後記                          ○
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「きっと、うまくいく」

★7月2日(日)★
昨日今日と久しぶりの2連休。雨が降って、とても涼しくて気持ちがいい。
朝、布団の中でゴロゴロしているのも、とても気持ちがいい。昨日の夕方、
母と散歩の帰りに立ち寄ったハーブのお店で買ったマサラティーを入れて飲
んでみた。スパイスが効いて、とても美味しいミルクティーだった。

先週ある月刊誌の星占いのコーナーに「何をやってもうまくいかなかった
運勢が、7月から好転」と書いてあったのを思い出す。どんなに素晴らしい
夏になるのだろうかと、嬉しくなる。

何故か私は、何時でも「きっとうまくいく」と思っている。心配や不安で
どうしようもなくて、自信がなくても、何処かで「きっとうまくいく」と思っ
ている。綺麗ごとしか見ない言わない、もっとネガティブなこともあるだろ
うと言われることもあるけれど、どんな人、どんな事の中にもある素晴らし
さを信じて「きっと大丈夫」と思わずにはいられない。

今日は、ワークショップの講師をしていただく先生のところにお邪魔した。
まるで昭和50年代にタイムスリップしたようなレトロな町の、これまたレト
ロなお家に住んでおられた。なんだか子供時代に帰ったような懐かしい気持
ちになった。

人と人との繋がりからご縁ができて、7月になったとたん、素敵な町に住
んでおられる素敵な先生に、講師を快く引き受けていただけることになって、
「まんざら星占いも当たらんことないんやなぁ」と、感心してしまった。
やっぱり「きっとうまくいく」もんなんや。一人納得した一日だった。

★7月7日(金)★
子供が幼稚園に通っていた頃は、四季折々の「年中行事」を身近に感じら
れた。今日は七夕。自分の身の丈よりも長い笹を幼稚園からもらって帰って
来て、笹飾りや短冊を沢山つけて、ベランダに立てかけて賑やかにした。

ここ何年かそういった「年中行事」とは、なんだか縁の薄い生活をしてい
たけれど、今年は母の通っている高齢者デイケア−で、「七夕祭り」があっ
た。「出し物」があるそうなので、母のデイケアーでの様子を見がてら、参
加させていただいた。

アルツハイマー病の母は、ここ半年余りで急激に悪くなり、要介護4になっ
た。デイケアーでの生活が少し心配だったので、ちょうど良い機会だった。

スッタッフの方達とメンバーさんが作った七夕飾りが、綺麗に飾ってあっ
たりメンバーさんもふんわりとスカーフを巻いてもらっていたりと、スタッ
フの方達の心遣いが感じられた。「出し物」は劇と合唱と体操だったけれど、
とても良くできていた。スタッフ扮する彦星が泣き出した時には「泣いてし
もたやんか。ほら、なんとかしたりぃな。かわいそうに」と言ったりして、
皆さん劇にのめり込んでおられた。

認知症の人は「何も分らない」「何もできない」と思われがちだけれど、
決してそうではない。分らない事、できない事も沢山あるけれど、分ること
はちゃんと分っているし、できる事はちゃんとできるのだ。それに、患者さ
ん本人にも本人の苦しみや願いがあるのだ。

色々、心痛める事件があったりするけれど、「どうぞ、介護する人と介護
される人がともに心豊かに過ごせますように」と、星に願いをかけよう。そ
れから、今年は私の周りに腰痛で苦しんでいる人が多いので、「腰痛が世界
からなくなりますように」と、願いをかけよう。
(魔法使い)

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「このごろの状況」

★7月5日(水)★
私の仕事の分野は、採用と就職という「職」の両極にまたがっているが、
今回、採用(企業の人材採用・求人)向けの小冊子をまとめ、刊行する機会
を得た。もちろん原稿は私が書いたが、校正は妻に頼んだ。

元々、人前で話すことや講演レジュメを起こすことはかなりこなしてきた
が、原稿を書くことはあまりなかった。私の文章は、感情がこもった話し言
葉調になっているらしい。どうも私は、原稿を書いているのではなく、ディ
スプレイに向かって話し、訴えかけているらしい。

私とはタイプが違う妻にいわせると、私の原稿を校正するのは、とても骨
の折れる仕事らしい。改めて妻に感謝する。

★7月6日(木)★
春ごろからどうも体調が良くない。朝晩、激しい咳があり、睡眠不足にも
なっていた。市販の薬でごまかしていた。4年前に恩師を肺がんで亡くした
時のことが頭をよぎって不安になり、病院に行く。元々アレルギー体質なの
でデリケートらしく、どうやら何らかのアレルギーが関係しているらしい。

今はいい薬があるようで、その薬で快方に向かい始めたようだ。ただ、ど
うもその病気だけではなく、エネルギー切れを起こしているようで、何をす
るにも力が入らない。ワークショップに行きたいと思いつつも、すっかりご
無沙汰をしてしまい、寂しい思いをしている。

今、山梨の企業の求人活動を支援している。時には担当者と一緒に、時に
はその会社の人事になりすまし、地方の学校訪問を行っている。車で移動中、
信号で停車すると、すぐ横にある会社に自分の感覚が同一化したり、目に入っ
た、ベランダに布団を干しているマンションの部屋に自分の感覚が同一化し
たりすると、その一瞬、のどかな感覚になる。

若い頃は、のんびりした感覚に同一化するのは嫌だったが、今は、「まあ、
これもいいかあ・・・」という、とても落ち着いた気持ちになるようになっ
た。年齢のせいだろうか?

★7月8日(土)★
昨年の秋から今春まで就職のアドバイスをしてきた大学生36人、全員の
進路が無事に確定し、祝勝会を開いた。活動中の春に比べ、なんと晴れやか
なことか。

これで3年目だが、今年は好景気・求人難が背景にあり、決まった先も、
なかなかのところお見事だった。面倒をみる学生の年齢は毎年一定だが、こ
ちらは年々年を重ねる。あまり考えたくはないが、彼ら彼女らの父親とほぼ
同じ年齢になってきた。気持ちの疎通もエネルギーも、ギャップが激しい
ヨ〜!・・・。

★7月9日(日)★
一年以上積み上げられ散乱していた本や資料に、ようやく手をつけること
ができた。元々、きちんと整理するのは好きな方ではあったが、決して、得
意とは言い難かった。

今回は、余りの散乱状況に自分でもあきれ、仕事の方針や整理の基準設定
を後回しにし、まずは、大雑把に整理することから手をつけ始めた。逆も真
なりが当てはまるかどうかは怪しいが、ず〜とモヤモヤとしていたことが、
少しクリアーになった気がした。

不要なモノが捨てられないというのは、タイプと関係があるのだろうか?

(人寄せパンダ)

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○編集後記○
8月から「エニアグラム無料紹介コース」を昼間の時間でも開催します。
8月は、10日(木)です。
詳しくは、http://www.enneagram.ne.jp/ws-annai/syoukai2006.htm

みなさまの参加をお待ちしています。

メルマガの感想もお待ちしています。npo_jea@yahoo.co.jp まで。

★相互紹介、随時受付中★

☆毎週日曜日配信☆
最終週には、ワークショップのスケジュールとともに、連載企画を掲載。
現在の連載は、「あなたのそこが好き!・・・タイプ」です。
(本永)

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