タイプ4
想像から始まる自由な子
何かにつけて恥ずかしがり屋、はにかみ屋で、モジモジしてしまいます。しかし、自分のことを受けとめて共感してくれると思う相手には、心を開きます。心を開いた相手には人懐っこく心温かな接し方をします。他の子どもが関心のない、重要ではないと思っているものに自分なりの意味や美しさを見出すことができる繊細さを持っています。感情が豊かで、独特な表現をしたがることも多いです。また、そのことによって周囲からの関心を引こうとしている面もあります。また、自分の世界に入りこみ空想に耽ることがあります。半面、毎日の生活は平凡で退屈に感じており、うんざりするものだと思っています。ルールや常識に従うよりも、自分の気持ちを優先させる傾向があります。一人で遊ぶことを好み、自ら人と積極的に関わろうとしないことが多いです。人との違いに目を向けがちで自分には何か欠陥があるため孤独であると感じ、自分の持っていない物を他者が持っている(才能やスキルなど)と、それに憧れ、ない物ねだりをするところがあります。
出典©『おうちエニアグラム』(みらいパブリッシング)
Illustration ©Shigeyuki Kurokawa
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